ドライアイ向けコンタクトレンズの人気おすすめランキング13選【目に負担が少ない】

ドライアイは目が乾燥しやすいだけでなく、ときには痛みや充血を伴うものです。目にトラブルを抱えるとコンタクトの着用ができなくなります。そうならないためにも、自分に合ったレンズを見つけましょう。

実は、ドライアイでも使えるコンタクトがあります。ポイントを押さえて目に優しいコンタクトを選び、快適な毎日を過ごしましょう。ただし、ドライアイ用コンタクトは多種多様であり、ハードコンタクト・装着液がすぐれたもの・乱視用などがあります。

そこで今回は、ドライアイにぴったりのコンタクトレンズ人気おすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングはタイプ別に含水率・酸素透過率を基準に作成しました。ぜひ参考にしてください。

ここではコンタクトレンズの基本的な選び方に加え、ドライアイの方が着目したポイントについて紹介します。自分の目に合うコンタクト選びの参考にしてください。

コンタクトを初めて購入する場合や、目の検診をしばらく受けていない場合はまず眼科へ行きましょう。コンタクト選びには、眼科医から処方される処方箋が必要です。処方箋には度数やベースカーブなどのレンズデータが書かれています。

通販などを使って自分で購入するときも処方箋と同じ数値のものを選んでください。ハード・ソフトに関わらず、トラブル防止のためにも、処方箋をしっかりと確認し、自分の目にフィットするコンタクトを購入しましょう。

コンタクトは種類によって機能性にも違いがあります。ここからは含水率や酸素透過率など、着目すべき機能とその特徴をお伝えするので、参考にしてください。

コンタクトが持っている水分量にも着目しましょう。コンタクトには水分が多い高含水コンタクトと、水分の少ない低含水コンタクトがあります。これらはコンタクトの含水率で判断可能です。含水率50％以上だと高含水・50％未満だと低含水になります。

そして、ドライアイには含水率の低い低含水コンタクトが適しています。含水率が高いと水分蒸発が多いです。そしてコンタクトが乾くと含水率を保持するため、涙がコンタクトに奪われます。一方で低含水は水分蒸発が少なく、奪われる涙も少ないです。

コンタクトレンズ着用中は、レンズを通過した酸素が角膜に届きます。そして酸素透過率とは、このときレンズがどれだけ酸素を通しやすいかを数値で表したものです。数値が高いほどレンズが酸素を通しやすく、低いほど酸素を通しにくいので、必ず確認しましょう。

角膜に届く酸素が少ないと角膜が酸素不足になり、目眼精疲労を始めさまざまなトラブルを引き起こします。とりわけ目を酷使する方は眼精疲労を起こしやすいです。ドライアイや目のトラブル防止のためにも、酸素透過率が高めのものを選んでください。

目への負担が気になる方はUVカット機能がついたコンタクトを選びましょう。紫外線は夏以外にも年中降り注いでいます。とりわけ春は夏よりも紫外線が強いです。紫外線は目に大きなダメージを与えるため、対策が欠かせません。

さらに、パソコン・スマートフォンなどから発せられるブルーライトも目に大きな負担を与えます。眼精疲労にもつながりますので、端末の使用頻度が高い方はブルーライトがカットできるコンタクトも検討しましょう。

コンタクトレンズの素材はシリコーンハイドロゲルとHEMAの2種類に分けられます。シリコーンハイドロゲル素材は低含水であっても酸素透過性にすぐれているのでドライアイ対策にはぴったりの素材です。ただし、価格が割高になります。

対してHEMA素材はコスパのよさがメリットです。ただし、低含水では酸素透過率が低下してしまうので、眼精疲労に繋がりやすく長時間の使用には向いていません。短時間しかつけないので高いコンタクトを使いたくない方に適しています。

コンタクトには1か月などの長期間使用できるものもあります。しかし、ドライアイの方は目への負担を軽減するため、開封後の使用期間が短いものを使用しましょう。

ドライアイの方に最もおすすめしたいタイプが1日使い捨ての1dayコンタクトです。長期間同じコンタクトをしていると、レンズにタンパク質や脂質などの汚れが付着・蓄積しやすいくなります。そしてレンズの汚れは乾燥につながるので、対策しなければなりません。

レンズが乾燥すると目に張りついたり、ドライアイの悪化につながります。毎日のレンズケアに自身のない方・目への負担を抑えたい方は1dayコンタクトも検討してみましょう。普段は眼鏡を使用し、たまにしかコンタクトを装着しない方にもおすすめです。

レンズの乾燥リスクを抑えつつ、コスパのいいものを選びたい方には2weekコンタクトもおすすめです。そもそも1日で短い時間しかコンタクトを使用しない方は、1回で使い捨ててしまう1dayだとコスパが悪く、無駄に出費が増えます。

さらに、毎日コンタクトを使用する方も、2週間連続使用できるタイプがコスパよく使えます。ただし、2weekなどの連続使用するコンタクトレンズを使う場合は、目のトラブルを引き起こしやすいので、衛生面には気を配ってしっかりとレンズケアを行いましょう。

近年はたくさんのブランドのカラコンが販売されており、その色や模様もさまざまです。同時に、その日の気分やファッションに合わせて瞳の印象を楽しむ方も増え、カラコンは身近なものになっています。

カラコンの種類は多く、コスプレにもぴったりな大胆な色を使ったもの・ミステリアスな印象を与えるもの・気軽に着用しやすい自然な色合いや模様のものなどさまざまです。初心者なら瞳を大きく見せるサークルデザインが適しています。

カラーコンタクトにもドライアイにぴったりな目に優しい商品があります。ぜひチェックしてみてください。目の状態に合うカラーコンタクトで、ドライアイ対策しながらおしゃれを楽しみましょう。

ソフトコンタクトレンズは消耗品なので、できるだけ安く購入したいと考える方も多いです。そんな方にはまとめ買いをおすすめします。最近は、3箱分が1箱にまとまったものや、数箱がセット売りになっていて通常よりも安く買えるものが人気です。

ただし、コンタクトのまとめ買いは目の状態が安定している場合に限ります。使い始めて間もない時期・視力の変動が大きいとき・目にトラブルが起きやすい方は1箱ずつ購入し、様子を見ましょう。

コンタクトレンズには、ソフトコンタクトレンズとは異なり、水分を含まない素材でできたハードコンタクトレンズがあります。ハードコンタクトはその名の通り、見た目がソフトコンタクトよりも硬く、毎日のレンズケアを行いながら継続的に使用するタイプです。

ハードレンズは水分を含まないので、レンズの水分蒸発がありません。よって、レンズの乾きによって涙が奪われないので、目の乾燥を感じにくいです。目の乾きが気になってソフトコンタクトができない方は、ハードコンタクトも検討しましょう。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ドライアイの主な原因は空気の乾燥・まばたきの減少・コンタクトの使用です。そのため、空気が乾燥する冬場はドライアイに悩まされやすくなります。さらにエアコンなどの長時間利用も乾燥を引き起こし、ドライアイの症状を悪化させるので気をつけてください。

とりわけオフィスワーカーは、エアコンに加えてパソコンやスマートフォンなどのタブレットを長時間利用するので、ドライアイになる方が多いです。これはパソコンなどの画面を注視するあまり、まばたきの回数が激減するためと考えられています。

またコンタクトレンズの長時間使用もドライアイを引き起こします。これはレンズの水分蒸発を補うため涙が奪われるからです。ドライアイを防ぐためにも、コンタクトの長時間利用をやめ、意識的にまばたきをするようにしましょう。

目のトラブル防止にコンタクトは正しく着用しましょう。まずは手洗いです。汚れた手は不衛生なうえ、酸素透過性の悪化にもつながります。また、コンタクトを使うときは手を清潔にし、箱や説明書の記載通りに扱いましょう。

さらに、花粉やほこりなどで目がゴロゴロしたときは着用を中断するか、新しいものと交換してください。放置するとドライアイを悪化させる恐れがあります。眼球の酸素不足を防ぐため、長時間の着用も避けましょう。

また、コンタクトをつけるときに化粧水や化粧品がレンズに付着してしまう恐れがあるので、メイクは着用後にしてください。とりわけアイメイクをするときは、必ずコンタクトを装着してからにしましょう。

近年、コンタクトレンズは気軽に購入できるようになりました。しかし、誤った装着方法や目のトラブルを抱えたまま装着を続けると、目によくありません。これも重度に悪化したドライアイの原因です。

ほかにもアレルギー性結膜炎・急性結膜炎・コンタクト眼障害などを患っている方は、症状がよくなるまでコンタクトレンズはやめましょう。目に痛みや充血など何かしらのトラブルが起きた場合は使用を中止し、まずは眼科へ行ってください。

ドライアイを疑う症状があれば、できるだけ早めに眼科医に相談しましょう。症状が悪化して重度のドライアイになると手術が必要になる場合があります。ドライアイは初期段階での適切な診察と対処が大切です。

コンタクトレンズで最も使用の多い、近視用コンタクトについて紹介しました。しかし、目の状態はひとそれぞれです。ほかにも乱視や遠視の症状があり、ドライアイにも悩んでいる方も少なくありません。

そんな方は乱視用や遠近両用のコンタクトを購入しましょう。乱視や遠視向けのコンタクトにおいても、ドライアイ対策としてチェックする項目は近視用と同じです。以下の記事では、乱視用コンタクトのおすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

コンタクトレンズは目に負担がかかりやすいです。そのため、目に負担が少ないコンタクトレンズを選ぶと同時に、部屋を加湿したり、パソコンやスマートフォンを長時間使用する場合は適度な休憩をとったりしましょう。装着液や目薬の併用もおすすめです。

目薬は腐剤や血管収縮剤が含まれていないものがおすすめです。これらは装着中に使用すると、逆に目を傷めてしまいます。選ぶなら、塩化ナトリウムなどを含んだ人工涙液がおすすめです。まずは説明書を見て「コンタクト対応」の記載があるか確認しましょう。

カラコンを使っている方はカラコン対応の確認が必要です。さらに、ドライアイ対策にはまばたきも有効なので、意識的にまばたきを増やしてみてください。次の記事では、目薬やコンタクト向けのケア製品に関する人気おすすめランキングを紹介しています。

ドライアイの方におすすめのソフトコンタクトレンズについて紹介してきました。ドライアイを感じたら、まずは眼科へ相談しましょう。そのうえで、自分にぴったりのコンタクトを選んで快適な毎日を送ってください。